貧血スクリーニング検査
発語の遅れ、知能低下、学習障害、行動異常など
赤ちゃんの貧血とは
貧血とは血液中に鉄分が少ない状態をいいます。赤ちゃんは出生時にお母さまからもらった鉄分を使って発育していきますが、生後6ヶ月を過ぎると蓄えた鉄を使い切ってしまいます。初期の離乳食や母乳から鉄分を十分に摂取することは難しく、さらに、体が成長するにつれて必要な鉄分も増えてくるため鉄不足になりがちです。当院では対象のお子様全員に貧血検査をオススメして早期発見に努めています。
■検査について
貧血かどうかは血液検査ですぐにわかります。(指先から少量の採血をします)
体重が10kg以上のお子様なら針を刺さない機器を用意しています。貧血の治療は、食事からの補給、鉄剤の内服となります。
※当院では1年間で187名のうち、64名が貧血でした。
(2024年7月より1年間の検査数)

■検査時期
7ヶ月、1歳を目安に検査を推奨しています。